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SNS投稿内容が決まらない悩みを解決!20社の研修で見えてきたAI活用による0→1の成功要因

  • 執筆者の写真: mutsuko kinoshita
    mutsuko kinoshita
  • 8月15日
  • 読了時間: 5分

頭を抱えるパソコン内の女の子


「SNS投稿って何を書けばいいの?」その悩み、AIが解決します


「SNSを始めたいけど、何を投稿すればいいかわからない」 「毎日投稿したいのに、ネタが思い浮かばない」 「投稿しても反応が薄くて継続できない」

このような悩みを抱える企業様は非常に多く、musubu8合同会社がこれまで実施した20社を超えるSNS研修でも、最も多く寄せられる課題でした。

特に中小企業においては、専任のSNS担当者を置くことが難しく、本業の合間にSNS運用をおこなうケースが大半です。そのため「投稿内容を考える時間がない」「プロのような投稿ができない」という課題が深刻化しています。




プロジェクト概要:製造業A社のSNS×AI導入事例

【クライアント様情報】

・業種: 精密機械製造業

・従業員数: 約50名

・課題: Instagram・Facebook運用を開始したいが、投稿内容が決まらず3ヶ月間更新が滞っている

・目標: 月20投稿を継続し、認知度向上とリクルート効果を狙う


【プロジェクト規模】

・期間: 3ヶ月間(研修1ヶ月 + 運用サポート2ヶ月)

・参加者: マーケティング担当者2名

・投資額: 月額サポートプランを活用


具体的な施策内容:AI活用の3ステップ戦略


💡ステップ1:AIプロンプト設計による投稿アイデア生成

従来の「何を投稿するか」という悩みを、AIとの対話により系統的に解決するプロンプトを開発しました。

使用ツール: ChatGPT-4、Claude


開発したプロンプト例: あなたは製造業のSNSマーケティング専門家です。

以下の条件で1週間分の投稿アイデアを提案してください:

- 業種:精密機械製造

- ターゲット:20-30代の技術者、就職活動中の学生

- 目的:技術力PR、働く環境の魅力発信

- 投稿媒体:Instagram(画像メイン)、Facebook(テキストメイン)



💡ステップ2:画像生成AIとの組み合わせ活用

投稿に必要な画像素材も AI を活用して制作しました。

使用ツール: PhotoRoom、PowerDirector、Canva AI


技術解説用のインフォグラフィック

社内風景を模したイメージ画像

製品紹介用のイラスト素材


💡ステップ3:投稿スケジュール自動化システム構築

AIが生成したコンテンツを効率的に投稿するためのワークフローを整備しました。

導入ツール:コンテンツカレンダー(Notion AI活用)、予約投稿システム



成果・効果:数値で見るAI活用の威力


3ヶ月後の定量的成果

投稿頻度: 月0投稿 → 月22投稿(目標20投稿を上回る)

フォロワー数: Instagram 0名 → 250名、Facebook 150名 → 220名

エンゲージメント率: Instagram 3.2%、Facebook 2.8%(業界平均を上回る)

投稿作成時間: 1投稿あたり120分 → 25分(約80%短縮)


【定性的な効果】

クライアント様の声: 「AIのおかげで『何を投稿すればいいか』で悩む時間がなくなりました。むしろ選択肢が多すぎて選ぶのに迷うほどです。投稿のクオリティも上がり、社員からも『会社のSNSがプロっぽくなった』と評価されています。」


予想外の効果:

・新卒採用の説明会参加者が30%増加

・既存顧客からの「SNS見ました」という問い合わせが月3-4件発生

・社員のSNSリテラシー向上により、個人アカウントでの会社PR投稿も自然発生



学んだポイント・ノウハウ:成功要因の分析


成功要因1:「完璧」を求めすぎない運用方針

AIが生成したコンテンツを100%そのまま使うのではなく、「80点のクオリティで継続」を重視しました。人間が最終チェックを行い、企業らしさを加える程度に留めることで、投稿のハードルを大幅に下げました。


成功要因2:段階的なAI活用レベルアップ

最初はシンプルなアイデア生成から始め、徐々に画像制作、効果測定まで拡張。急激な変化を避けることで、担当者の負担を軽減しました。


成功要因3:社内の巻き込み体制構築

SNS担当者だけでなく、現場の技術者や営業担当者からも投稿ネタを収集する仕組みを作成。AIがそれらの情報を魅力的なコンテンツに変換する役割を担いました。



⚫︎他社でも応用できる汎用ポイント⚫︎

・業界特化型プロンプトの作成: 自社の業界・商品に特化したAIプロンプトを開発する

・投稿テンプレート化: 成功パターンをテンプレート化し、再現性を高める

・効果測定の仕組み化: AI活用の効果を数値で追跡できる環境を整備する


まとめ:SNS×AI活用で実現する継続可能な情報発信

今回の事例では、「投稿内容が決まらない」という根本的な課題をAI活用により解決し、継続可能なSNS運用体制を構築できました。

重要なのは、AIを「完全に任せる」のではなく、「人間の創造性を支援するツール」として活用することです。企業の個性や想いは人間にしか表現できませんが、アイデア出しや素材作成といった作業部分をAIに任せることで、より本質的なコミュニケーションに集中できるのではないでしょうか。



次のアクションプラン

  1. 現状の課題整理: 何が投稿を阻んでいるのか具体的に分析

  2. AIツールの選定: 自社の予算・スキルレベルに合ったツールを選択

  3. 小さく始める: 週1投稿から開始し、徐々に頻度を上げる

  4. 効果測定: 数値とお客様の反応の両面から効果を評価


musubu8合同会社では、このようなSNS×AI活用研修を通じて、企業様の「勝つ」に向けた情報発信をサポートしています。お客様の1番のパートナーとして、持続可能なデジタルマーケティング体制の構築をお手伝いいたします。


【musubu8合同会社について】

WEB制作・アニメ制作・企業研修・AI事業を通じて「人と人を結び、心を繋ぎ、時代を紡ぐ」ことを使命とし、お客様と共に成長し続けています。


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